フレーバー(食品)の研究開発

研究方針と開発分野

研究方針

研究方針

人々の生活・人生をより豊に

弊社研究所ではお客様のことを第一に考え、商品を創って参ります。安心・安全を確保し、迅速かつ的確にお客様のニーズに対応するため、お客様と対話し、各種ご要望・ご相談にご満足いただけるよう、努力を続けてまいります。そして私共の商品・技術を通じ、人々の生活・人生をより豊かにしたいと考えております。

開発分野

開発分野

「乳」の研究開発

弊社研究所では「乳」に特化した研究開発を行っております。「乳」は哺乳類である我々「人」が一番最初に口にする食物で、それを与えてもらうことで成長の第一歩を踏み出すことができます。

このように、哺乳類の根本的な食物である「乳」は栄養的にも嗜好的にも優れた食物で、各種食品との嗜好的な相性が良い事や、食品にコク味を与えたり、不快味のマスキング等に利用できることから、我々「人」は「乳」を様々な飲料、冷菓、菓子、料理に応用してまいりました。弊社ではそのような「乳」について様々な角度から研究を行い、根源的な美味しさを持ち合わせる「乳」に特化した商品をこれからも研究開発してまいります。

開発分野

開発体制と遵法性へのこだわり

開発体制

近年の食品の新商品開発は商品サイクルが早いため、高いレベルで迅速に大量に新製品を開発せざるを得ない状況下にあります。弊社ではそのようなお客様の研究開発をサポートすべく、弊社研究所3部門が迅速/的確にお客様のニーズを捉え、連携し、研究開発することを重要視しております。以下に研究所3部門をご紹介致します。

調香部門

調香部門では、弊社で長年研究してきた「乳」に関する情報を元に、質の高いフレーバーを、安心・安全を確保しつつ迅速かつ的確に開発して参ります。また乳系香料以外にも各種フルーツ、コーヒー・チョコレート等、嗜好品などの香料研究も行っており、迅速かつ的確に時代のトレンドに応じた香料のご提供が可能です。香料の形態としては、水溶性、油溶性、乳化、粉末を取り扱っております。用途としては飲料、冷菓、デザート、製菓、製パン等、各種食品向けの香料を研究開発しております。

調香部門

MCP部門(乳及び素材開発/試作部門)

「乳」に関するあらゆるシーズ研究開発を専門的に行っております。特に乳系フレーバーを中心に「乳等を主要原料とする食品」「乳加工品」の乳素材を研究・開発しております。その他様々な動植物原料を元に独自の抽出、加工技術を駆使し、オリジナル素材の開発も行っております。また、これらの素材や各種香料を限りなく最終製品に近い試作品に仕上げ、嗜好評価を実施しております。食品の各分野に応じたトレンドを分析し、具体化されたサンプルをお客様に提供することで、商品企画立案の一助となれるよう努めております。

調香部門

基礎研究部門

最新の分析機器を駆使し、技術者が香りの探索を行っています。これらの分析データを基に、調香部門が自然な香り・魅力ある香りを創造します。また、乳化香料製剤等の物性安定化の研究検討を進め、特長ある香料の開発を進めています。

調香部門

遵法性へのこだわり

研究所では食に関する安心・安全を確保するため、品質保証部と密に連携し、設計段階から原材料に対し厳しい品質保証を実施しております。特に原料品質が各種法規に適合していることを確認し、遵法性の確保に努めております。徹底した源流管理が、食の安心・安全を守る大切な第一歩であると考えております。

研究開発の体制

株式会社サンアロマ 研究開発の流れ

研究開発の体制図

香料の一般情報

食品香料の機能

  • 着香(強化)
  • 嗜好性のアップ
  • 食品基材由来の不快味のマスキング
  • その他、各種機能性

食品香料の使い方

各種食品に食品香料を適量(標準0.1%程度)添加し、機能(着香、嗜好性アップ、マスキング、その他の機能)を発現させます。添加方法や添加量は各種食品の製造方法や食品特性により異なります。

食品香料の形態と一般的用途

  • 水溶性液体香料
  • 油溶性液体香料
  • 乳化香料
  • 酵素反応物
  • 粉末香料(吸着)
  • 粉末香料(スプレードライヤー)

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